2026年2月 活動報告
こえラボ編集部/2026年3月31日
こえラボ編集部の葉山です。
緑がやわらかく満ちて、あたたかい日も増えてきたように思います。先日、道ばたに現れた菜の花につられ、その流れのまま空に浮かぶ雲や鳥のさえずりも追っていたら、いつのまにか4キロほど散歩をしていました。春ですね。
さて、こえラボ編集部の2月の活動についてご報告します。
作品公開
新しい作品が公開されました。
作品:言霊
著者:来夏さん
学生時代に聞いたラジオのなんでもない一場面、「○○さん、ラジオは喋らないと、居ないのとおんなじだよ」という言葉が、何故だかずっと、頭の片隅に居続けている。ラジオを聞くのは好きだが特別好きってほどではないし、ラジオをする側になりたいような憧れも、夢に掲げるほどではない。それなのに・・・・・・・
“こえ”と“声”の間にあるものを、丁寧になぞったことが感じられる作品です。“こえ”を自分のもとから手放して“声”を届けてみようと書き綴られたことば。それは“こえ”に向き合いだれかに伝えていくための一歩を、静かに促してくれるように感じます。
にじむ
年末のとある日、書評を寄稿してくださった中田さんと話をしました。
その中で「本屋があると街は変わるのか」という話題になったとき、印象に残った言葉があります。それは「自分が(中田さんの営む書店が)街に何をもたらしたか?と問われても、自分の思いはその時々によって変わるから、行動も変わっていくもの。そういった流動的な『その時の自分』が街(と街で関わる人たち)ににじんでいくし、街が変われば自分も変わっていく」というお話。
“こえ”にも、流動的に関係しあう面があるように思います。受け手が“声”を咀嚼し、関わりあっていく。そして自分でも気づいていなかった“こえ”にふと気づく瞬間がある。そうやって、誰かの“こえ”にふれることによって輪郭を持ちはじめるものもあると思います。だからこそ、その時々に感じた“こえ”をすくい上げ、誰かのことばにも耳を傾けていきたいと改めて感じた夜でした。
こえラボでは、“こえ”を形にした作品を募集しています。あなたの“こえ”も、ぜひ聞かせてくださいね。
【こえラボとは】
心の“こえ”と対話するきっかけとなるような、さまざまな作品を発信しています。

【寄稿記事の募集】
こえラボでは、心の“こえ”をテーマにした作品を募集をしています。あなたの“こえ”を聞かせていただけますと幸いです。

