2025年6月活動報告

こえラボ編集部/2025年7月8日

 こえラボ編集長の藤平です。

 これから毎月、こえラボ編集部の活動報告をすることになりました。
「こえラボって、こんなふうに活動しているんだな」と、温かい目で見守っていただけたら幸いです。

 2025年6月にあったいろいろな動きを列挙していきます。

目次

コンテンツ公開

 こえラボ発足当時から、こえラボにご興味を持ってくださった木全彩花さんにご寄稿いただきました。

作品名:ママ、おしごといかないで
著者:木全彩花さん
「ママ、おしごといかないで」ある朝、玄関で靴を履きながら、息子がぽつんとつぶやいた。泣くわけでもなく、怒るでもなく、ほんとうにただ、小さいおにぎりがころんと転がったような言葉だった。……

 私たちが住む世界は、想像以上に、純粋で無垢な“こえ”にあふれている。それに気づかされる、美しい作品です。

編集部の動き

 こえラボ編集部に、新しく葉山さんが参加されました。
 こえラボのコンセプトに共感いただき、私のほうからぜひお力添えいただきたいとオファーをしまして、ご協力いただくことになりました。

 こえラボが大きくなっているのを実感しており、とてもうれしい。

 葉山さんの作品も公開しているのでぜひご一読ください。

作品名:金色(こんじき)の龍は、今日も凛々しく
著者:葉山真由美さん
「こえラボ」のコンセプトを読んだときに、自分の今の「こえ」が外に漏れ出ていたのかと思い、なんだかどきりとした。ここのところ、私という個人を形成していたなにかがどこへ行ってしまったのか、ずっと不安だったのだ。……

 ちなみに、こえラボの運営元であるスタジオユリグラフでは、こえラボ以外に思い出書店という事業部を展開しています。

 葉山さんは福岡・糸島市にある拠点の運営もしてもらっています。

 思い出書店・糸島拠点のInstagram
 https://www.instagram.com/omoide_books110/

 お近くの方はもちろん、ぜひそれ以外のみなさんも一度足を運んでいただけたら幸いです。

そのほか

 こえラボのひとつのこだわりとして、コンテンツの掲載部分は本のページのようなデザインにしたい、というのがあります。

 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、コンテンツの中身の部分は本のページのように少しクリーム色にしたり。
 それとあわせて数日前から、コンテンツのフォントを明朝にしました。

 細かい部分ではありますが、読んでいて心地よい、を今後も追求していきたいと思っています。

今後の話

 少し先の話になるのですが、こえラボでは、こうしたWebコンテンツだけでなく、雑誌の発行を目指しています。

 “こえ”を集めた1冊の雑誌。

 “声”に注目されるこの世界で、“こえ”の大切さにフォーカスするように、紙媒体が伝える「あの良さ」も伝えたい。そんなふうに思います。

 目指すは来年の文学フリマの参加です。
 https://bunfree.net/

 ゆっくりした動きにはなりそうですが、ぜひこちらも注目してもらえたらと思います。

 今月はそんなところでしょうか。

 ではでは。

 引き続き、こえラボをよろしくお願い申し上げます。

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