書籍紹介『子どものための哲学対話』
こえラボ編集部/2025年8月23日
言葉の意味は、だれが決めるのか。
対話形式で進む哲学を通し、自分の内面の“こえ”や、“声”の受け取り方と意味について考える時間を与えてくれそうな本をご紹介します。
こえラボ編集部の葉山です。
本書は、哲学者の永井均さんが綴った、40の問いについての哲学対話の本です。
人間の生と死、暮らしの中に転がっているたくさんの「なぜ?」について、「ぼく」と猫の「ペネトレ」の対話を通し、考える場が用意されています。
ひとつの問いについて、「ぼく」と「ペネトレ」の対話は3~5ページほど。口語で進んでいくので文章も軽く、内面の“こえ”に目を向けるはじめの一歩として、大人にも優しい一冊です。
また、哲学対話の中で、言葉の意味はだれが決めるのか?といった問いも展開されます。時代による言葉の意味の変化や、受け手によって意味の受け取り方が変わること。そして、どんな言葉=“声”を選べば、より“こえ”が伝わるのか?
内面の“こえ”だけでなく、“声”の選び取り方についても、考えるきっかけをくれる本です。お時間があるときに、ぜひ手にとってみてくださいね。